産後ケアホテル 利用する? しない?
最近『産後ケアホテル 』や『産後ケア入院』ってよく聞くけど、どうなんだろう
あんまり良くなかった話を聞かないけど、高いからデメリットも知りたい!
素敵な産後ケア施設が増えていますよね!
むちむちママは、里帰り出産が難しかったので利用しました。
とても素敵な所だったのですが、実は、途中で家に帰りたくなったということも・・・
良かった点、悪かった点、どちらも紹介します!
『産後ケアホテル』『産後ケア施設』『産後ケア入院』など様々な呼び方をされていますが、
こういった施設は 産後のママと赤ちゃんのお世話をサポートしてくれる場所 です
赤ちゃんのお世話を手伝ってくれることはもちろん、食事も出てきますし、お部屋のお掃除などもしてもらえます。
ママは自分の体の回復と、赤ちゃんのお世話のことだけを気にして過ごすことができますね!
出産直後から24時間赤ちゃんのお世話が始まりますが、必ずしも誰かにサポートを頼むことができる方ばかりではないですよね。
そんな時に、少しの間、産後ケア施設に頼ることで、負担を軽減させることが出来ます。
- 育児のサポートをお願いできる両親や兄弟がいない、遠方に住んでいる
- パパやパートナーが育休を取ることが出来ない
- 親の体力面が心配
こんな方におすすめです!
また、サポートを頼めないという方以外にも
- 初の育児で心配なので、プロである助産師さんに色々教えてもらいたい
- ママがリフレッシュしたい
などの理由での利用もいいですね:D
産後ケア施設は、施設によってサービスが異なります。ざっくりわけると以下の3つ。
① 産後ケア専用のホテル
② ホテル (一般の方も泊まれるホテル) が提供している産後ケアサービス
③ 病院が提供している産後ケアサービス
①の産後ケアホテルの特徴はなんといっても 産後ケアのためのサービスが充実している ということですよね。エステやネイルがあるところも。
パートナーや家族の宿泊がOKな場合も多いですし、赤ちゃんの預かりもお願いできる場合が多いので、リフレッシュを目的としている場合には良いですね:D
デメリットはやはり費用でしょうか。あとは、まだまだ施設自体が多くないので、自宅や産院のある場所によっては希望するサービスを提供している施設まで遠い場合がありますね。
②のホテルが提供している産後ケアサービス の特徴は 家族みんなで同じ施設に泊まることができる という 点ですね。
一般のホテルであれば、同じホテルの別室に家族が泊まることができるので、例えば『おじいちゃんおばあちゃんが、産後に遠方から会いに来て1泊して帰る』なんてことも。
泊まりでないと会いに来られないご家族がいる場合、同じホテルに泊まれば、翌日も少し顔を見てから帰るということもできるので、とてもおすすめです:D
そして③の病院が提供している産後ケアサービスは、他の2つとは少し違います。
私は病院に産後ケア入院をしたのですが、非常に良い点があった反面、実は途中で帰りたくなりました。
もちろんサービスの問題ではなく、産後の精神状態という部分が大きいですが、是非ご参考にしていただければと思います!
産後ケア入院を利用して良かったと思う一番のポイントは、
医師の方に赤ちゃんの状態を見てもらえる
というところです!
全ての病院でそうなのかわかりませんが、むちむちママの入院した病院は、小児科医の方がいる日は毎日診察をしていただいていました。
(日曜などの小児科医の方がいない日は診察はなかったと思います。)
特に問題なく産まれた赤ちゃんは毎日診察して貰う必要はないかもしれません。
ただ、新米ママにとってはとても安心できるサービスでした。
また、赤ちゃんは生後しばらく熱を出さないなどと聞きますが、我が子ちゃんはなぜか高熱が出てしまい・・・
そんな時にすぐに小児科の先生に見てもらえたのは非常に助かりました。
病院ならではですね:D
その他の良かった点は、病院でなくても受けられますが、以下のような点がよかったポイントです♡
- 沐浴の仕方を何度も教えてもらえた
出産時に一回教わったり、youtubeで見たぐらいでは心配でしょうがなかったので、これは助かりました。
産後ケア入院初日は助産師さんに沐浴をお願いして動画を撮らせていただいて復習。
翌日から何日かは自分で教わりながら入れて、その後は一人で入れるようになりました。
沐浴に慣れてから退院できたのは良かったです。
- 授乳の方法をしっかり教えてもらえた
授乳がうまく行かない場合、母乳外来などを頼る方もいらっしゃいますよね。
でも産後ケア施設に入っていれば、助産師さんに授乳を見てもらうことができます。
病院の場合は、助産師さんのタイミングが合わないと難しいということもあるかもしれないですが、特に新生児の場合は授乳の回数が多いので、ずっとタイミングが合わないということはないかと思います。
母乳外来に行くには、色々と準備をして、授乳のタイミングまで考えないといけないですが、産後ケア施設にいる間なら、何も気にせず授乳のタイミングでサポートをお願いできますよ:D
基本的に 利用してよかった!! と思っているのですが、産後ケアについては少しだけデメリットがありました。
- 面会時間が限られている
産後ケアホテルも病院も、面会時間が通常決まっています。
そうすると、家族の都合によってはなかなか会えないこともありますよね。
自宅にいれば、朝早い時間でも夜遅い時間でも、少しの時間で顔を合わせることも会話をすることもできるかもしれませんが、面会時間が限られている場合、家族の都合によっては、退院まで直接顔を合わせられないということも。
- 食事の時間が決まっている
ある程度の幅はあるかもしれませんが、朝食・昼食・夕食+おやつの大体の時間が決まっています。
規則正しい生活をするのは大事なことなのかもしれませんが『今はまだ食べたくないな』という気分のときもあれば、『今赤ちゃんが泣いているから後にして』『今赤ちゃんが寝たから、先にシャワーを浴びてしまいたい』といったタイミングと食事がかぶることもあると思います。
赤ちゃんのお世話に全くなれていない私は、赤ちゃんのことが気になると自分のことが出来なかったので、自分のタイミングで生活をさせてほしい・・・と思ってしまいました。
今考えてみると、自分のことを後回しにしすぎるのは良くないと思うので、産後ケア入院して正解でしたね。
- ガルガル期に知らない人と話をするのがストレスになる場合も
ガルガル期は産後すぐから始まると言われていますよね。
私はちょうど産後ケア施設に入ったあたりから始まってしまい、お掃除の方が赤ちゃんに話しかけてくださるたびに、イライラしてしまい、それを隠すのがかなりストレスになっていました。
単に赤ちゃんが可愛くて話しかけてくださっているのも、自分がガルガル期何だなというのもわかっているものの、どうしてもイライラしてしまって、『家だったらこんなことないのに』と思ってしまったことも。
自分が何もしなくて良いということは、誰かが何かを手伝ってくれるということですよね。
普段から『誰かと話すのがあまり得意ではない』という方は、施設を利用するか考える際、その点はよく検討していただければと思います!
もともとそういったことが自分の性に合わない場合、産後に利用しない方が良い可能性もあるかもしれないですね。
私は利用してよかったと思う反面、上記のような理由で最終日直前に『もう家に帰りたい』となりました笑
色々教えて頂いて、掃除や食事も手伝っていただいて、その上で『家に帰りたい』と思って帰れるのは、ある意味ベストな状態だったかもしれませんね:D
産後ケア施設は、産後のママにとって、精神的にも肉体的にも助けになるものだと思います。
ただ、その時の精神状態や自身の性格によっては、かえってストレスのもとにもなり得るものです。
むちむちママは、事情により里帰りが難しかったので、産後2週間ほどケア施設にいましたが、助かった面とストレスになった面で総合的に考えると、もう少し期間が短くても良かったかなと思っています。
予算などを含めてご家族の方などと相談して、もし体調が良ければ事前に見学などもしつつ、検討してもらうとよいのかなと思います!
退院直後ではなく、産後しばらくしてからの利用もできる施設が多いので、一旦様子見で短めに利用する or 自宅で自身でお世話をしてみるというのもありだと思いますよ:D
ご参考になれば幸いです♡